長い間、養父市八鹿町民に愛されてきました「八鹿文化会館」ですが、新しいホールが建つことで、とうとう年内いっぱいの使用でお別れになります。
なん吹としても、まだ名称が「八鹿町民会館」だった頃から、第1回せせらぎコンサート以来今日までずっとお世話になってきたホールです。
コンサートだけでなく、文化祭や成人式、他にも芸能祭や吹奏楽祭など、養父市内で大きなイベントで演奏する時には必ずこのホールと一緒でした。
今ではだいぶ年期も入り、他所の新しいホールなどに比べて色々と使いにくい部分も出てきていたかもしれませんが、そこは勝手知ったるホールなので、自分たちで工夫したり、またスタッフさんたちと一緒になって舞台設営や客席誘導など、自分たちでも出来るようになるまで色んな体験で成長させてもらった本当に思い出深いホールです。
21回のせせらぎコンサートでラストを飾りたかったのですが、今年はコロナの影響でそれも叶わず、ホール側も最後の年のイベントが立て続けに中止になるという寂しい最後になってしまいました。
そこで、せめてもお世話になったホールの思い出を少しでも味わい共有できたらと、団員全員でここでの最後のステージ練習を行いました。
午前中にパート練習、午後はステージ合奏と長丁場でしたが、最中にも色々と感慨深い思いがこみ上げる団員もいたようです。
練習が終わってもステージから離れられない団員も数多く、今年の締めくくりにいろんな思いが交わる練習会になりました。
次は新しいホールでお世話になるかと思いますが、長いあいだ本当にありがとうございました。